ホームページ タイトル 本文へジャンプ
■Report         
   
■15.9.27 





〜建築ふれあいフェア〜

東京建築士事務所協会の
催し物が新宿地下ロータリー脇で開催中でした


建築模型がたくさん、賑やかな太鼓に誘われて
覗いてきました♪

学生さんの課題のようです♪





30年前の新宿模型です!
なつかしい!


模型自体も当時物〜(笑

   
 ■15.2.16





 〜東京駅100年の記憶展〜

金曜日、仕事帰りに「東京駅100年の記憶」展を見てきました。
夜8時までやっていましたので!

地下を免震化し、戦前の姿に蘇った東京駅
入場は北側ドームから。

3階以上を復元し1〜2階は現代の機能に合わせて新しくデザインされました♪

模型は写真撮影可能だったのでご紹介。

複雑に入り組む東京駅の地下模型。
年代ごとに増殖していった様子が壁面に解説されています。

ギャラリーを出るとホールの2階。

アルミキャスト製の飾り梁がみえます。
アールヌーボー風の装飾が映えます。

なかなか素敵な週末になりました♪

 ■14.10.5





 〜紙で コルビジェ!〜

先週日曜日はチョット都内まで出かけてきました。
多少痛くても軽く動かすのが改善のコツのようなので。
上野の西洋美術館 無料開放日でした。
色々なイベントが・・・。
 
久しぶりに訪れましたが、普段は入れないところも
案内されているらしく賑わってました!。
(当日申し込み先着20名とのことで残念!)

こんなペーパークラフトを戴きました。リハビリに使いますか・・。
部屋にいても模型製作も出来ないので気分転換にちょうど良かったです(*^_^*)
   
■14.1.18 





 〜旧万世橋駅へ♪ 〜

お仕事の途中、昼ご飯のついでに寄ってみました。
昨年秋にオープンした
『mAAch(マーチ) ecute(エキュート) 神田万世橋』
旧万世橋駅ホーム・階段遺構と一体化した新商業施設です。


しゃれた雑貨屋さんなどが入ってますが
歴史展示のギャラリーもあったんですね。
なんと
そこに素敵な模型が!!
大正の町並みにびっくり。

前面の液晶画面に詳細な説明も
表示されます。
神田川と万世橋
終着駅だったんですね。
100年の時をへて賑わいが復活した
高架下が感慨深いです♪



   
■12.1.13


 
 もしドラ ならぬ もし家? 〜

創刊50年を越える老舗の専門誌「建築知識」の1月号が なんと
 
萌える!「建築基準法」 もし女子高生が家を設計したら  \(◎o◎)/! ですと!
漫画で覚える の萌えキャラ版か?
でも内容は、なかなか親切な解説です。
お客さんに 建築法規の内容を説明するのに使えるかも知れませんね。
 
細かいギャグも所々挿入されて・・・・ 最後は予想通りのオチもあります(笑)
 
 
 
   
■11.6.11
〜仙台の被災地から.... 〜

東北地方太平洋沖地震から3ヶ月経つも、復興どころか被災された方々の日々の生活も厳しい状況が続いております。

先日、お世話になっている建設会社の友人より、被災地建物の報告がありましたので掲載させていただきます。

被災地は震災直後、補修用の建材が極端に不足したため、その友人を介し東京から建材・住設器材のサポートをしていただいたのです。

(特に、サイディングや断熱材、ルーフィング、エコキュートなど)

被災地の方々の生活立て直しに、本当に何が必要なのか...さらに考えてみたいと思います。

■11.3.23




〜がんばろう日本!都庁にて 〜

この度の東北地方太平洋沖地震により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災されました皆様に

心よりお見舞い申し上げます。

私も仙台にいる親戚・友人と連絡が取れるまで1週間ほどかかり、今なおガソリン・軽油・灯油の不足が深刻な被災地の現状を聞きました。


連休明けの昨日、東京都庁に仕事で行ってみるとロビーが凄いことに! 支援物資の受け付けでごった返してました。ダンボール持って訪れる人が次から次へと。 仕分けボランティアも午前中の早いうちで定員一杯締め切りです♪たくさんの皆さんの心遣い、実際目の当たりし感動。

 都庁舎も天井照明があっちこっちで地震で落ち、不便そうでしたが皆さん頑張って業務に励んでました。

新しいように見えますが、都庁舎は設計から25年も経っていて、建物自体は大丈夫ですが、最新のオフィスビルより内装関係など耐震性では弱点もあるのです。


左の写真は先週、自宅周辺の店舗で募集してた支援物資。 無事配送のお知らせが店頭に出てました。毛布3枚の微力ながらの支援ですが、少しでも役に立てればと思います。
またこういう時ほど、ツイッターやフェイスブックが有効な連絡手段になり、心の支えにもなるんですね...。

被災地の一日も早い復旧・復興を願うと供に、自分に何が出来るのかさらに考えてみたいと思います。

■11.1.14 



 〜 始まってます♪「にっぽんの名城」〜
先週からNHKにて 「体感・実感!にっぽんの名城」 という番組が始まってます。(毎週木曜PM10:00〜)
これがなかなか面白いです.

大学教授と歴ドル(歴史アイドル?)が御案内。 映像で案内されると、なるほど納得のわかりやすさです。

人物が入っている映像で、歩きながら撮ってるから、スケール感や高低差や動線が実感できます。 
複雑な建物だと、これ 大事だよね〜。 (通常の城写真だと人が入ってないモンね)

 また、城あるきの小道具や、マニア向けの記録写真の取り方(笑)なども解説!
 
画像はその様子(10cmで塗り分けた自作の物差しで撮影すると、あとで大きさが再確認できるゾ)

 
 
■10.12.08





〜江戸城再建を目指す会!! 〜
世の中、とこもかしこも 忘年会シーズン真っ最中であります。 またこの時期、人に会う機会も多くなり、新しい世界にであえる事もあり.....

久しぶりの城ネタ。  実は昨日、忘年会の席で 「江戸城再建を目指す会」という、とんでもない会の(失礼!)理事、木川さんとお会いしました!


上のようなホームページもあり、500億円はかかるという天守の再建を真剣に検討し、なんと5年まえからNPO法人として立ち上げたと言うから凄い。

今は千代田区議会応援もあり、会長は太田道灌18代子孫、復元図の作成は広島大学教授が進めています。


また素晴らしいのは、再建への講演会だけでなく「江戸城花見」や「江戸城ウォーキング」、「江戸食再現」など広く江戸城の素晴らしさを体験できるイベントを常に開いおられることかも。

ご興味のある方は、ぜひホームページを一読ください〜(^o^)丿 → http://npo-edojo.org/
■10.08.15




〜藤沢周平記念館へ訪問〜
ちょっとごぶさたです! 郷里から無事帰還しました。  郷里は山形県の鶴岡市なのですが...こんな田舎です♪

まさに有名になった映画 「おくりびと」 のリアルな世界そのものです!(当家のお墓よりの眺め) だだちゃまめ と チャンバラ映画でも有名ですが、今年、鶴ヶ岡城址内に「藤沢周平記念館」が出来ました。

鶴岡市は江戸時代、庄内藩の城下町として発達、徳川四天王の酒井家が治め、東北の外様大名ににらみをきかせてた所。
現在は本丸跡と二の丸跡の一部が鶴岡公園として整備され、本丸跡を取り囲む内堀と、二の丸跡の北側と西側に外堀が残っています。


城の建物は残ってませんが、きれいな石垣と広い堀は700本を越す桜と相まって県内随一の名所でもあります。

文化財や史跡が集中するこの一帯は、藤沢文学の「海坂藩」の舞台にもなっていて、城下町の風情が楽しめますよ♪
■10.03.15

1

2

3
〜おもしろい?木造軸組模型♪〜
ちょっと変わった物の紹介〜。木造住宅の「軸組模型」です♪ お仕事で作った物ですがたまに変わったものでも...と思い載せてみました。
1.最初は基礎から。 灰色の帯状部分が鉄筋コンクリートの「布基礎」で一番安価な基礎です〜。四角は床を支える「束石」。

2.それに「床束」を立て、その上に「大引き」を横に渡します。

3.床に「根太」を並べ柱を2階へ 四隅は「通し柱」なので長いぞ♪

4.「軒桁」や「妻梁」を設置。結構でかいぞ〜 1/20だし。

5.小屋組を作製。今回はセットバックしている「寄せ棟」部があるのでチョット複雑。垂木をわたして屋根完成です。こんな模型はいかがでしょうか?マッチ棒で作る五重塔よりは全然簡単ですが〜<あたりまえか(^_^

4 5
■10.01.31

「昭和の借家」庶民はたいがい借家住まいでした

〜なつかしい?昭和住まいの玩具〜

最近、たてもの模型(玩具?)の発売が相次いでいます。 写真は松竹映画「母べえ」の舞台、なんてことない東京高円寺の借家です。
先日テレビやってましたね。 物語は昭和15年から一家4人が戦争の混乱を強く生きる姿を描いています。

垣根と物干し台、玄関脇の生ゴミ置き場や勝手口、濡れ縁や雑用水用の井戸など、懐かしい昭和の世界。
昭和レトロブームや歴史ブームとあいまって、昨今の巣ごもり消費傾向が、身近な建物やインテリアに興味を引きつけてるのかも知れません....。


年末タモリ倶楽部(笑)でも取り上げられた「城模型」

「団地模型」たくさん並べたくなります。

こんな「スターハウス」の団地も!
■09.11.24

旧園舎の面影を残すエントランス



遊戯室でのお披露目会
〜開園しました!むさし保育園新園舎〜

設計着手からちょうど1年。やっと新園舎が完成しました。園の皆さんとアイディアを出し合い、明るく木のぬくもりのある素敵な園舎になったと思います。旧園舎の、ふるさとのような面影を残して..。

ところで今、保育園は厳しい環境に置かれています。厚労省の基準緩和です。小泉改革の規制緩和は、過当競争と質の低下をまねき平成13年以降、死亡事故が急増しているのです。なのにまた緩和政策の発表が...。

ここ、むさし保育園は病院内施設のため、現在、国や都の認可や認証がとれてません。今回のお披露目会、他の似たような事情を持つ保育園の方々との意見交換の意味合いもあり、さながら豊かな保育を目指す決起集会のおもむきがありました。

意気込みあふれる園長さんや保育士の方々、熱い気持ちを感じるとともに頼もしく思えた一日でもありました。
今度は、子供たちの笑顔におじゃましようと思っています♪

むさし保育園のホームページ

陽だまりのベイデッキ

ホールにもなる保育室

広々としたデッキスペース

乳幼児の保育室

絵本コーナーは隠れ家のよう
■09.10.25



〜安土版プロジェクトX!火天の城〜

戦国時代の宮番匠(宮大工の親方)の、巨大な城を建築するまでを描いた歴史ドラマが公開されました。
信長の天下統一の野望を体現した「安土城」は、前代未聞の壮大な計画だった..... と話が続きます。

地元の小さな宮番匠の主人公は、京の大手ゼネコン?の華美な計画に疑問を抱き、信長の意向に背いて設計案を提出。自身の信念を証明するため、各社の模型に火を付けてしまう...。

見てくれより安全。施主の命を守るためなら、クビになる覚悟であえて進言する。現代にも通じるもの作りの心ですね。

火天の城ガイド http://katen.jp/guide.html



■09.09.20
              



     
  
    
〜ストップ理科離れ!こども科学教室〜

理科実験教室の設計監理オファーをいただきました。
子供たちの理科離れが言われるようになって久しいですが、やはり身近に自然が無くなってきているのが大きな原因ですよね。

昔は「どうして雲はあんな形に?」「この芋虫はどうやって蝶に?」とか身近に驚きや感動がいっぱいでした。
今回の「サイエンス倶楽部」さんは理科実験教室では15年の実績を持つパイオニア。

壁一面の器材だなに実験流し、ひとりひとりに目が届くよう10人程度の小クラスを3室設置します 。
わくわくドキドキ!目を輝かせる子供たちの顔が今からたのしみです。

サイエンス倶楽部:HP
http://www.science-club.co.jp 
■09.07.10


〜内装デザインのお仕事・仙台バー〜

縁あって仙台のとあるバーの内装デザインを担当CG作製させて頂いた。
3次元のCG自体、最近はソフトも良いので、わりと簡単に作製できる。
ただデザインの自由度がかなり低くなってしまいます。
とくに店舗の場合、少なからず家具や調度品(椅子や絵画、植物など)がデザインイメージを左右してしまう場合が多く、こういった物はおおむねCADの既製部品データーだからなのです。
を払ってメーカーからデーターを買う場合もあるんですよ。だから私の場合、デザインにこだわれる場合はフリーハンドスケッチパースを多用しています。


■09.05.15


〜元気を応援・みどりのこども館が開園!〜

設計を担当させて頂いた、武蔵野市の児童施設「みどりのこども館」がオープンしました。これは、心身の発達に心配のある子どもと親を支援する施設で相談室やおもちゃ広場も併設しています。

 そして今回、なんとあの世界的な絵本作家、
荒井良二先生とのコラボレーションが実現しました!
写真は 荒川良二先生と子供たちの賑やかなコラボレーション風景。
思い思いに描く子供たちの色づけに、先生がすてきな絵付けをしていきます。
ちりばめられたたくさんの絵は、見ているといろいろな物語が浮かんでくるようです!

荒川良二先生のプロフィールはこちら: 
 →ホームページ  →NHK「プロフェッショナル〜仕事の流儀」
■09.03.02
〜本邦初の建築ミュージカルショー〜

建築現場がミュージカルになるという。本業の身としては期待以上に不安いっぱいで観劇。なんの事ない、忘れかけていた現場の「熱気」に目の覚めた一晩となりました。
扉座というこの劇団、有名俳優もいますが、今回は市の若者文化振興の方針もあり若年俳優中心のフレッシュな舞台。 ツルハシやブレイカー、サンダーなどの工事機器で音と火花のリズムが爆発、また建築界の時事ネタも盛り込まれ、しっかり笑える作りになっています。
設計やデザインと違い、泥臭いイメージのある工事現場ですが「物づくりの熱い思い」は現場にこそあふれてます。
そこにあるたくさんのドラマ、劇やTVでもっと皆さんに見て感じてほしいのですが…、扉座さん!がんばってくださいね。

扉座HP:http://www.tobiraza.co.jp/stage/kouen/200704_drill/drill_0704.html


■09.0115


.
〜光のアートに - 加える遊び心〜

昨年末、都内のいたる処で恒例のライトアップが行われた。一昨年は、新規開発された「青色発光ダイオード」で、クールなものが流行っていたのだが…。  
今年は音に合わせて光が波のようにうねったり(カレッタ汐留)、雨のように上から下へ降り注いだり(ミッドタウンさくら通り)遊び心いっぱいです。 
ミッドタウンのセンターコートでは、七色に変化するシャンデリアが子供に大人気!光の下では小さな女の子が「変われ!」を声をあげながら踊って♪… 思わず心なごんだ一時でした。
■08.11.20



新築案 
〜「ふるさと」のような保育園をめざして〜

いま、保育園の設計をしています。ある病院の大きな森の中にある古い保育園です。
ちょっと、やんちゃしても安全な木造園舎、ひのきの床を子供たちが裸足で駆けまわります。広い園庭には小山や畑もあり、みな夢中で泥んこ遊び…。

そんな保育園の建替えですが、そこには幼児保育の問題点が。多くは
「あずける場所がない」という待機児童の増加で、国の認可や都の認証、市の認定など複雑な規制が働くお母さんのニーズに合っていないのです。

今回の施設整備で、認可の道が開かれ夜間保育や一時保育疾病保育も可能になります。なにより貴重な環境のこの保育園、いつまでも元気な子供たちの「ふるさと」であってもらいたいと思います。

■08.10.19



〜「鳥の巣」誕生に風水のご加護?〜

北京五輪のメイン会場「鳥の巣」建築のドキュメント映画を拝見。異文化の中で悪戦苦闘するスイス人建築家が描かれるのだが…。

おもしろいのは、風水的発想が全てに優先するということ。某コンペでは当選案のガラスドームが亀に似ているという理由でとつぜん採用破棄。なんと風水で
「緑の亀は淫乱な未亡人」を表すからだとか!!

このメイン会場も、理屈ぬきに
「不死鳥を招く鳥の巣」に似ていて縁起がいいから採用というから驚き。 勝手につけられた愛称に、当の建築家は不満たらたら。 もっと鳥の巣に見えるように、当初あった屋根も廃止され、、言うこときかないと契約解除まで言い渡される始末。 
苦労には同情しますが、国民に広く愛される建築になったのも事実。苦くも楽しいドキュメント映画でした。

詳しくはこちら→ 
http://www.torinosu-eiga.com/

■08.08.20 南海の孤島 〜返還40周年・父島でのくらし〜

父島の表玄関、二見港  ウミガメも通う白い珊瑚の海岸が続く 

40周年イベント。昨週は都知事も来訪。
自然遺産登録に力を入れている。
                   
いまだ島内のあちこちに残る戦争跡
手前は爆撃機、海上は沈没輸送船

集合住宅設計の依頼があり、今年返還40周年を迎える父島へ。 飛行場も無いここは客船で往復4日間、文字どおり「日本で一番遠い島」への旅となったのです。

まずは
「食料・水が島にない 」島民2000人が週1回の船便に頼っているのにビックリ!。入港日の夕方にしか並ばない商品はあっとゆう間に売り切れてしまいます。物価も高い。
このような所なので
「半数は公務員」。都職員や村役人、気象庁、自衛隊、警視庁、宇宙事業団、小中高教員などなど…。残りは公共事業の建設業者や観光業といったところ。よって2年ほどで転勤してしまう短期滞在者の島です!
戦時中〜米国領で30年もたち、元島民は戻れず今ほんの少数。観光地としても遠いこの島は
「国策として生かされている」といえます。

高温多湿・台風・高潮など気象条件は厳しい島ですが、それを補ってあまりある魅力的な自然があるのも事実。島民の方々の温かい人情とともに忘れられない1週間となった。

港周辺は景観条例のため南国風の演出

ガジュマルの森は熱帯ならでは。まるで宮崎駿のアニメのよう!

ザトウクジラのブリーチング。鯨観察の名所でもある。もちろんイルカもOK。

東洋のガラパゴスと言われるこの島には固有種もいっぱい!

出航イベントも名物のひとつ。島との別れに涙する子供たちも!
■08.07.19


くじらの会講演 〜コミュニティバスで街おこし?〜

7月19日、布野研OBによる建築研究会、通称「くじらの会」にて、住民参加型の公共施設やまちづくりの第一人者である、愛知学泉大学教授の伊藤雅春氏を迎え講演頂いた。

住民参加とはいっても、参加者の心の動きや状況を見ながら、実際にプログラムを進行するのはとても大変。(この役目がファシリケーター) 苦労話を、大変興味深く聞かせていただいた。

住民同士の地域交流が深まれば、解決も早い。という事で評判がいいのが「コミュニティバス運営」らしい。
高齢化し孤立化している住民の悩みは、やはり日常の足。町内会で無料で乗ってもらう(ここがミソ)マイクロバスを会費で運営すれば営業許可もいらないとの事。 許可不要なら手の空いた素人でも協力でき、ほんの少額負担で実現できるらしい。

そして活性化した交流は、豊かなまちづくりにつながる…。
まずは自分の街へ、住民として参加する事が大切ですね^^;。

愛知学泉大学コミュニティ政策学部:HP
■08.06.19


.マニアに一番人気の「スターハウス」

全室角部屋の画期的なプランだった。
写真は、自分が建て替え設計担当の
武蔵野団地既存棟。
すでに解体されている。
「団地萌え」って知ってますか?

高度成長期の建造物を見学するのが、いま密かなブームらしい。巨大なダムや発電所、工場や団地などだ。
「萌え」の表現に抵抗を感じるが、愛好者が対象に深い愛情を注ぐさまは、言い得て妙だ。

中層住宅のゆったりとした配置、多くの緑に遊具もある公園、独立した集会所など、今では貴重な
「 ゆるい空間 」が人気の理由。
かと思えば、異様に密集した高層住宅や監獄のような単身者住居にかっての共産圏のようなクールさを感じるらしい。
これは
「 合理性を追求しすぎてキッチュになってる 」ところもポイントとか。

でもこれらの団地、実は老朽化や高齢化がすすみ「限界団地」といわれ多くの問題を抱えているのである。

さて、若年層が「団地」という生活の場に興味を示している今が、「団地の再生」のチャンスと私は考えているのですが… アイディアの披露はまたの機会に!。
■08.05.25


東京の「あしたはどっちだ!」

5月20日、講演「新東京論」を拝聴。 建築家、安藤忠雄氏にお会いした。
東京は、街や人も持続不可能な閉塞感に包まれている、とつい思ってしまいがち。でもテーマは「サスティナブルシティ」!
東京の問題点を、主にハードな視点から、安藤節でおもしろ可笑しく語られていく。
また、五輪誘致を起爆剤とする東京再生は、かなりおおざっぱだけど、安藤さんの語り口はあくまでポジティブで気持ちいい。

第2部は安藤氏の友人、新井満氏。あの「千の風」作曲家にバトンタッチ。
ソフト面から東京を語り、若者に夢を、老人に安心を持てるコミュニティの大切さを説いていた。
新曲「この街で」ではつい目頭が熱く…。
賛否両論が語られている五輪誘致ですが、都市の成り立ちは社会の縮図 …… 考えさせられる一日だった。
■08.04.29



今は亡き祖父と東京タワーで
あらためて〜昭和の日に〜

4月29日は「昭和の日」。制定には賛否両論あったようだが、あの懐かしくも暖かい時代に、今の多くの人は心を引かれるようだ。
「三丁目の夕日」「メトロに乗って」「歌姫」など30年代映画やドラマは人気で、恥ずかしくも自分もファンの1人である。

また最近の古地図ブームをなぞり、yahooサイトに「昭和レトロ地図」が加わった。これは30年代と今を写真と地図で比較できるすぐれもの。「昭和の新事実!」コーナーもあり設計業の自分もびっくり。

皆さまも是非一覧をおすすめします。

HP 昭和レトロ地図 - Yahoo!地図情報
■08.03.27

風水の楽しみ方・とは?

3月27日にTINセミナーにて、風水鑑定士の高原由佳さんに「2008年の運気」のご講演をいただいた。
いつも仕事柄、家相に悩まされてる自分だが、今回は運気の話、楽しく聞かせてもらった。

よく占いというと、災いを予測し戒めとするようなイメージが強いが、風水は何やらプラス指向。これは風水が古く中国で軍事、戦略の兵法と合わせて発展したからで。運気をいかに自分に引き寄せるかを主眼としているかららしい。

お話を聞き、指南もしてもらって、その日はとても元気に家路についたのでした。

HP http://homepage2.nifty.com/fengshui-magic17/index.html
■08.01.29




やっと一部開通。中央環状自動車道をみて。 

12月22日に竣工、開通した山手トンネル。あまり話題になっていないのだが…世界でも類を見ない全長47qの地下式高速道の一部開通である。

また、山手通りの4ヶ所に出現した、高さ45mの異様な白い煙突は、実はこのトンネルの排気用。

これには私も7年も前に設計に参加。
微妙にレトロになってしまったデザインの換気塔。
設計時から7年も建ってしまったと言えばいいわけでしょうか?

山手トンネルも、高度に複雑化する都市のインフラを避けて、まるでジエットコースターの様に上下左右に曲がっています。
設計時には「水道研究会」という自然地下河川の研究者とも打ち合わせしました。
普段では出会えない、いろいろな分野と知り合えたのも貴重な体験でした。
■07.12.14
07.11.20

 日本家屋と同じ? 〜塔の家での暮らし〜

すこし前の話になるが、「家」がテーマの建築士会女性委員会の公開シンポジウムに参加させて頂いた。
興味を引いたのは、東利恵氏のお話。 教科書にも載る有名建築家「東孝光」のご令嬢である。

自邸「塔の家」は、言わずと知れた狭小都市住宅の名作。40年前に、6坪の敷地に地上5階を間仕切りのない筒状のワンルームとした住まいである。

ポイントは、この家のおかげで、家族が「付かず離れず」のコミュニケーションを育てられたと語った点。
ドアのない部屋は音により生活は筒抜け、しかし壁により視覚は遮断されほどよいプライバシーも生まれる。
近づく足音がノックの代わりとなる生活。そこにはほどよい距離感があり、建具で仕切られた空間の日本家屋に通じるものがあると…。

また氏は、現代のLDK住戸の密室性に警笛を鳴らしていた。家にはもっと「融通性」が必要とも。
■07.11.16


旭川の山々を借景に利用。猿山のボス気分が味わえる。
旭山どうぶつえん、話題の観察空間を視察。

北海道へ行く機会に恵まれ、旭川のあの動物園を視察する事となった。これが大変良く出来ておりびっくり。

不利な傾斜地という立地を逆手に取り、各建物は、動物を中心に螺旋状に動線を計画。 下から入り、上に抜ける事で360°上から下まで存分に観察出来る。

また「行動展示」と銘打つだけあり、各動物の習性にあった小道具の設置で、より活動的な様子が観察できる。

この成功は、園職員のアイディアを基に、動物が主役の建物設計ができたからだろう。 ぜび一度、設計関係者の方に、計画検討の仕方や、成功に導く進め方、またアイデアを発想す る秘訣等についてお伺いしてみたいものである。

思いもよらぬ充実した一日。 みなさまもぜひ。

ドームの天窓でシロクマと急接近。泳ぐ姿も観察できる。

ペンギンもあらゆる角度から観察可能。手で触れる事もできる。
←アザラシが頻繁に行き来する、有名なのアクアチューブ。


ヒョウを下から眺められるオリ。躍動的な姿に感激。      でも、おしこにご用心。→
■07.11.02


マイケル・ヤングのLOVEボタンと会場
東京デザイナーズウィーク。今後の活躍に期待!

芸術の秋はデザインの秋!神宮外苑で行われている「東京デザイナーズウィークにおじゃましてきた。

建築業界の人間として、デザイン業界の年齢層の若さにいつもながらビックリ。  いきおい会話も弾み、結構楽しい一日となった。
この元気を、偽装や法改正でへとへとの建築業界も、見習ってほしいものである。
 
作品は家具、照明、食器や家電、玩具から住設備まで多岐にわたっているが、素材を意外な形で旨くひねって使っているところはさすがプロである。
写真の多くはここで掲載できないが、ぜひ一度ご覧いただきたい。

若きデザイナーの皆さんの、今後に期待してます!


先端技術を使い、極薄の照明は無機
ELを利用している。
まるでホタルのような光を放ち、自由
な造形は光る折り紙。
(株式会社アイ・デザイン)


つい買ってしまった!コマのように回るロックグラス。
氷の音が涼しげ。

(林秀行デザイン事務所)

著名建築家12人がデザインしたコーヒーカップ。隠れたカラクリもある。

学生も元気!産学協同コンテナ

「ループ」と名づけた柔らかな不思議な空間。

(多摩美術大学)


シュレッターダストのかまくら?会場では一番人気!
■07.10.29

改正法不況!さらなる偽装発覚で悪法に追い風?

建築基準法改正の混乱が収まらない! 6/20の法改正、運用指針の発行が、なんと2ヶ月後になったのである。

姉歯事件の反省を急ぐ国交省の勇み足。おかげで全国の確認機関は、図面を審査できず滞り、9月の着工数は前年の44%減に!。
このため、建設会社や家具屋、カーテン、家電店に至るまで売り上げ減少、今年度のGDPを確実に引き下げる事となった。

そのうえ悪評が高いのは、法改正が偽造防止につながらないと、現場の誰もが疑わないからなので…。

書類の量を2・3倍に増やしただけ。肝心な建築生産の仕組みや、審査機関の体制の改善は手を付けず、構造審査は「ピアチェツク」と称して外部に丸投げ(2重チエックではない)では良くなるはずもない。

「改革開放」の名の下に「より早く安く」を目指した産業界。営利を超えた安全確保は、悲しいかな官主導で無ければ実現しない。

仕組みだけ作り責任を取らない官は、ここらで自らの責任で権限を行使したらどうだろうか?

すべての建築は許可行為に。  そして違法行為に厳罰を……。

また、建築ジャーナルの左記の書籍をぜひ、御一読下さい。

■07.10.12

黒川紀章氏のご冥福をお祈り致します。

建築家 黒川紀章氏が、12日朝、心不全のため逝去された。73歳である。

最後にお顔を拝見したのは今年2月、新国立美術館の「黒川紀章展」だったが、だいぶお身体の線が細くなった様だった。

それでもワークショップで用意した、奇っ怪な装置(目玉の付いた木の葉が吹き出る変な筒!)で遊ぶ子供たちと、満面の笑みを浮かべながら楽しんでいたのが印象に残っている。

派手なパフォーマンスで誤解される事も多いが、黒川氏が提唱した思想と作品が世界に与えた影響は計り知れない。

また、人間味あふれる言動とユーモアで、たびたびメディアにも登場し、建築家を身近に感じさせてくれた人でもある。

彼のような生き方に憧れた方も多いのではないだろうか?ありがとう。そしてやすらかにお眠り下さい。


■07.09.28


9月のTINセミナー「ビジネスに活かす色彩戦術

 9月25日のTINにて、アートセラピストの小口みすずさんに、ご講演いただいた。

色が与える生理的、心理的効果を利用したイメージ戦略。最強のファーストレディーと名高いヒラリー夫人を例に…。(弁護士時代の彼女の写真を比較して)            


かの昔、マリリンモンローが、本当の髪の色はブロンドではなく褐色(ブルネット)であったのは有名な話。

 ビジネスにおいても「パーソナルカラー」を使い、印象を良くする方法があれば気になるところではあります。さて…。

ここで講師である小口さんは、各人異なる肌や髪、瞳の色を基本に、より健康で活動的に見えるベースカラーがある事を、各色の布とモデルを使って証明。 

またTPOに相応しい活用方法や注意も提案。
病人の様に見えるコーディネイトもあり(笑)、あまりの違いに一同納得である。

また小口さんは清泉女子大学ボランティアセンター長でもあり、国連難民支援活動の絵本「ほんのすこしの勇気から」制作リーダーでもある。
こちらのホームページもぜひ一読を。

http://www.honsuko.net/

■07.09.24
 



くじらの会講演 中谷礼仁 「都市・建築を語る」

9月21日、布野研OBによる建築研究会、通称「くじらの会」にて、早稲田大学准教授の中谷礼仁氏を迎え講演頂いた。

講演とってもそこは「くじらの会」。 中谷氏の発言に終始、布野さんがつっこみを入れるというバトルトークな進行となった。

都市や建築の変化に対して「セヴェラルネス」=可能性は一つでもなければ無限でもない−いくつかである。 と、至極まっとうな話ではあるが、その根拠に「先行形態」と名付けた都市の記憶を引用している。          

話としては小難しい内容。だが、例示された逸話はなかなか興味深いものがあったのである。

桂離宮の増築の不思議、古墳と街並み、広島平和記念公園のコンペ案決定にまつわる話など、最近はやりの都市伝説?と思えるような内容もあり、中谷氏のテリトリーの広さが感じられる、とも。

早稲田大学 中谷研究室

http://www.nakatani-seminar.org/

■07.08.26



人身売買根絶チャリティーコンサート


8月26日、恵比寿What the Dickensにて行われるコンサートに出演する友人の応援へ。

チャリティコンサートとは聞いていたが、人身売買防止というテーマにちょっとびっくり。

これはボランティアとしても活動するフォーク歌手のAmiさんが主催・出演するもので、収益は同プロジェクトの日本事務所に寄付されるとのこと。

この国際NGO「ポラリスプロジェクト」によると、日本は世界主要国の中で、最も深刻な人身売買問題を抱えている国の1つだという。

http://www.polarisproject.jp/polarisproject.jp/